Hey! Say! JUMPの10年
2017年11月14日、Hey! Say! JUMPがデビュー10周年を迎えた。つまり、JUMPを応援しようと決めて10年が経った。
わたしにとってHey! Say! JUMPのセンターは、中島裕翔くんのものだった。Hey! Say! JUMPは弟組のHey! Say! 7と呼ばれる5人と兄組のHey! Say! BESTと呼ばれる5人を合わせた合計10人のグループだった。大勢いるJr.の中から選抜され華々しくデビューを飾った平成生まれの10人の男の子たち。それが当たり前だった10年前。
伊野尾、中島、森本、岡本を特に推していた9年前〜6年前。2ndシングルのDreams come tureでセンターを外された裕翔くん。ドラマにも出演してたし、平成ファミリーズや昭和×平成のレギュラーだったのに、何故かセンターには立てず、スクール革命にはレギュラー出演者として選ばれなかった。
百識、百識王に出演していたけれど、Hey! Say! JUMPとしてテレビに出演するときはいつも目立たず端っこにいた、Jr.時代がとても短いのにすぐデビューしちゃったから歌もダンスも自信がなくて出来ないと悔しくてレッスンのときに泣いていた岡本圭人くん。
デビュー前にはKittyのメンバーに選ばれて、KittyGYMとしてバレーボールのスペシャルサポーターも務め、大学に受かったときにはメディアがこぞって取り上げたのに、後列の端で歌割もほとんど無く目立たなかった伊野尾慧くん。
いじられ担当の最年少で少し話すだけで周りが笑いに包まれる、みんなから愛されるキャラだった森本龍太郎くん。
2011年6月27日、突如姿を消した彼。信じたくなくて、諦めきれなくて、悲しくて、どうしようもなくて。でもそのときの担当は伊野尾慧くんだったから(他Gの方と掛け持ちはしていたけど)、JUMPの為ならと思って買ったMagic Power。離れられる…わけないよね。の歌詞と曲が4分6秒という龍ちゃんの誕生日の数字。
伊野尾のJUMPaperに隠された、「もりもとはやくかえってこいよ」の文字。
希望を持った。龍ちゃんは帰ってくるって、本気でそう思った。いつだかのコンサートで光くんが「これからも10人で」って言ったっていうのを知って、泣いた。
なのに彼は、戻ってこなかった。昔からいなかったかのように話されることもよくあったし、今もある。9人、の言葉がとてもとても悲しくて、辛くて、わたしは9人のHey! Say! JUMPのファンを辞める決断を下した。Magic Power以降のCDや9人でのグッズを全部売った。伊野尾担を降りた。担当以外のメンバーが理由で担降りってなんだそれって感じだけど、わたしにとって「森本龍太郎」という存在がとてもとても大事だった。わたしが好きなHey! Say! JUMPには欠かせなかった。
今もわたしは、10人のHey! Say! JUMPが好きだ。忘れることなんて出来ない。でも、新たな道に進んだ龍ちゃんを応援しているし、9人で頑張っているHey! Say! JUMPも応援している。
いなかったことになんかさせない。ずっと心は10人だって、そう思っている。新しくJUMPのファンになった方にも龍ちゃんの存在を知って欲しい。入口が9人でも、10人の道を通って欲しい。十人十色を、感じて欲しい。
今までお疲れ様でした。10年、沢山頑張ったね。売れない、埋まらない、リリース出来ない、そんなこともあったね。でも今こうして活躍できていることを嬉しく思います。とても近い存在のアイドルから遠い存在となったHey! Say! JUMP。でも、それは羽ばたいた証だもんね。これからも益々のご活躍をお祈り申し上げます。10周年おめでとう。これからも10人が笑顔でいられますように。諦めが悪いキモオタでごめんね(笑)。遠くからだけど、この先も応援しています。