Snow Manとの平成最後の夏

 

 

 

Summer Paradise 2018、ジャニーズJr.内ユニット「Snow Man」の単独公演に行ってきた。

 

わたしがSnow Manの単独公演に足を運ぶのはジャニーズJr.祭り2018のすの単独以来2回目で、自分でチケットを取れたのは初めて。

 

 

とにかくひたすら楽しかった。箱推しで居続けたのに、推しができた。お金が無くて団扇とフォトセだけにしたけど、それらを毎日見ては楽しかったなあとニヤニヤしたり。今この時、この瞬間にSnow ManSnow Manとして6人で活動してくれていること、爆発的な人気を誇っていることが嬉しくて、ありがたくて。ちょっと過去を懐かしんだりしてみる。

 

 

 

わたしが彼等を認識したのは「Mis Snow Man」が結成されてから。当時は のんさな*1>その他 って感じで、いかにものんさなの為のグループというのが見え見えだった。センターはいつものんさな。歌割ものんさなのソロパートがたくさん。グループ内から数名選出されて歌うときも真田+その後ろにあべさく(しかも見切れ)、とかしょっちゅうだった。

 

 

それが嫌で嫌でしょうがなかった。だってMis Snow Manは9人の、8人のものだもん。誰かを推すための道具じゃないもん。小野寺くんが辞めてからは8人のものだもん。この8人じゃないとダメで、誰も欠けてはいけなかった。

 

 

そんなMis Snow Manは、のんさなが2人で「noon boyz」(通称:ぬんぼ)というユニットを結成したことにより自然消滅した。同時期にリリースされたMis Snow Man初の主演映画「HOT SNOW」も、出演者の部分には8人の名前が載っているもののMis Snow Manの名前は無く、ジャニーズJr.主演!と書かれていた。noon boyzの下にのんさなの名前、ジャニーズJr.の下に6人の名前が書かれていて、のんさなの下に6人の名前だった。

写真も上半分はのんさなのアップ、下半分は8人での集合写真だった。

 

 

 

そんなことがあって、6人はグループ名を失って、アイドル雑誌でも他のJr.と一緒に載ったり、掲載すらされなくなったりした。

 

他担のわたしですら悲しかったんだから、担当の方達はもっと悲しかったと思う。

 

 

 

 

あの頃はB.I.Shadowの解体、Hip Hop JUMPとスノープリンス合唱団の自然消滅、ジャPAニーズHiの宙ぶらりんな状態、2020とかいう大規模なグループを作る計画、ABC-xyZの結成計画とか色々あって頭がごちゃごちゃしてて時系列がはっきりしないんだけど、阿部ちゃんの活動休止とそれに反対意見を持った宮舘くんが殺伐としていて、滝チャンネルで6人+タッキーで話し合いをしていたのは覚えている。あと阿部ちゃん以外の5人での活動、キスマイのコンサートのバックとか、少クラでやったKAT-TUNのNEVER AGAINとか。

 

 

阿部ちゃんが戻ってきてから、Snow Manという名前をタッキーにつけてもらってから、なんというか総じて凄かった。快進撃が止まらない感じが。でもこれは徐々に生まれたもので、すぐに始まったものではない。6人の計り知れない努力があって、辛さがあって、悔しさがあってこそのものだと思う。他担から見てもそう思えるんだから間違いない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

サマパラの話に戻る。

強くてかっこよくてかわいくて面白くて仲良しな6人が魅せるパフォーマンスは圧巻で、それはもう、まるで男臭い夢の国のようだった。

あのTDCという空間を見事に使いこなし、初っ端から沢山のファンをぶわああああああっと一気に幸せへと導き、その幸せを公演中継続させ、終盤のSnow Dreamでひとつになり、みんなで同じ夢を見る。Snow Manもそのファンも夢は同じだよね、と再確認する。最後はみんな楽しく笑顔で終わる。

笑いあり、涙あり、愛あり、夢あり。

そんな2018年の、平成最後の夏をSnow Manがくれた。すのの推しも決めさせてくれた。ありがとう。わたしはやっぱり阿部ちゃんが好きだ。Mis Snow Manを初めて見た時に、この人かっこいい!と真っ先に思った阿部ちゃんが。

 

 

 

 

 

Snow Manってどんなグループですか?」

-可哀想なグループ。頑張っても頑張っても、報われないグループ。残された人達の集まり。

 

 

数年前ならそう答えていた。

でも今ならこう答える。

 

 

-ハイスペックで個性的で最高な、大人気の仲良し6人組。夢を一緒に追いかけられるグループ。必ず幸せにしてくれる素敵なグループ。

 

 

 

 

 

ここまで上り詰めたんだ、あとはみんなで見ている同じ夢、「デビュー」を叶えるだけだね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

*1:野澤祐樹と真田佑馬の2人のこと